コレステロール
コレステロール,妊娠コレステロール コラム

妊娠中コレステロールが高いのはなぜ!?

妊娠中コレステロールが高いのはなぜ!?

コレステロール

妊娠中と閉経度のコレステロール値について女性はコレステロールを下げる働きのある女性ホルモン(エストロゲン)が分泌されるので、男性に比べてコレステロールが高くなりにくいのですが、妊娠中や閉経後はコレステロール値が高くなってしまう場合があります。

コレステロールの高い状態を高脂血症と言いますが、妊娠・閉経後の女性の高脂血症治療は、通常の治療とは異なります。注意が必要です。

なぜ妊娠中はコレステロール値が高くなるの?

妊娠中のコレステロール値に注意妊娠中の血液検査で、コレステロール値が高さに驚いた人はたくさんいると思います。
妊娠中にコレステロールが高くなるのは、普通のことなのです。

妊娠中は総コレステロール・中性脂肪が増加します。
見たことのないコレステロール値に驚いた人も多いのではないでしょうか。
妊娠中は脂肪を蓄えやすく、コレステロールも増えやすい時期です。
妊娠中は胎児や胎盤などを作り、エネルギーが必要になるため、脂質が必要になるのです。
胎児が育つためにブドウ糖を使うために、母体はブドウ糖の利用を減らし、脂質からのエネルギーを利用しているとも考えられています。

コレステロール値の他にも、血圧が高くなったり、白血球が増えたり、妊娠中の体にはさまざまな変化がありますが、出産後には元の正常な値に戻ります。
心配な場合は、産婦人科の医師に相談するようにしましょう。

妊娠中のコレステロール対策

妊娠中はコレステロールが高くなりやすく、総コレステロール値で2割〜5割増加します。
脂質異常症の状態となっている場合もあります。家族性高コレステロール血症の人は特に注意が必要ですが、もともとコレステロールが高くない人も、コレステロール値が上がり過ぎないように注意すると良いでしょう。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になると、高コレステロールがさらに進行するとされています。
妊娠高血圧症候群にも注意しながら、コレステロールが高くならないように生活習慣を改善すると良いでしょう。

食事療法

妊娠中は「二人分」と言って、食べ過ぎてしまう人もいますが、食べすぎは良くありません。
コレステロールの増加につながりますし、体重増加は妊娠高血圧症候群のリスクを高めます。
食べすぎず、適量を心がけましょう。

動物性脂肪の取りすぎはコレステロールを高くします。調理に使用する油は、オレイン酸を含むオリーブオイルがおすすめです。
オレイン酸には、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やし、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす効果があります。

また、食物繊維を多く摂取するように心がけると良いでしょう。
食物繊維はコレステロールを下げる働きがあります。
妊娠中は便秘になりやすいですが、食物繊維には便秘予防の効果もあります。

運動療法

妊娠中は運動不足になりがちです。安定期に入ったら、軽い運動を行うようにしましょう。
医師にも相談して、無理せず行うことが大切です。

妊娠中の運動には、軽いウォーキングやマタニティヨガがおすすめです。
コレステロール増加を防ぐだけでなく、ストレス解消・体重増加の予防・便秘予防などの効果があります。

閉経後のコレステロールは!?

女性は女性ホルモン(エストロゲン)の働きによって、男性に比べてコレステロールが高くなりにくいです。
しかし、閉経を迎えると女性ホルモンの分泌が減少するため、コレステロールが急に増加してしまいます。

エストロゲンの働き

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がありますが、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす働きがあります。
そのため、女性は閉経が近づいて女性ホルモンの分泌が減少してくると、コレステロールが高くなりやすくなってしまうのです。

また、閉経後は骨粗しょう症になりやすいこともよく知られていますが、エストロゲンは骨粗しょう症とも関係しています。
エストロゲンには骨量のバランスを保つ働きもあるので、閉経が近づくとエストロゲンの分泌量が減少し、骨粗しょう症を引き起こしやすくなるのです。

閉経前にコレステロール値に全く問題がない人も、閉経が近づいたらコレステロールを増やさないように食生活の改善・軽い運動を心がけると良いでしょう。
また、コレステロール値を確認するために、定期的に検査を受けることも大切です。

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